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自己紹介とこれまでのこと

はじめましての方も、お馴染みの方も、ご覧下さりありがとうございます。
西洋占星術の占い師、桐吉謳子(きりよし うたこ)です。
このページでは自己紹介を含めたこれまでのことを書きたいと思います。
本当に自分のことしか書いていないので(汗)、ご興味を持って下さる方がいらっしゃいましたらお付き合い頂ければ嬉しいです。

目次

何者にもなれない自分

2013年、34歳の初夏。
私は仕事もせず、一日中ベッドに横たわって眠ったり、天井の模様を眺めたりしていました。
2008年に結婚した夫との間に子どもができない、と結論が出た頃だったからです。
それが原因で、元々うまくいっていなかった実母との関係もさらに悪化していました。

桐吉出生図/CPS/2013年太陽回帰図
  1. n太陽-天王星軸に太陽回帰図Asc-1度1年冥王星やノード軸-火星合
  2. Dec-t海王星合に対しAsc-土星に1度1年木星合
  3. p太陽-n海王星のオポジションに1度1年天王星-t木星合(木星-海王星2つ形成:②と③)
  4. n月に1度1年土星-t天王星オポジション
  5. n太陽・n月の支配星n金星に1度1年ノード軸合
  6. n月がt冥王星とスクエア、p月と合、このp月は2013年末にnVtに接触
  7. t土星も2013年末にn太陽-天王星軸に接触

つまりこの年は(良くも悪くも)決着がつく年、結果が出る年。またその決着によって大きな変化・方向転換を迫られる年。これまで通りにはいかない、このままでは立ち行かないという現実。精神的な重さ・しんどさを伴う大きな変化の前の「ひずみ」のような年だったとも言えます。

幼い頃から言い聞かされていた母の希望通りの音楽大学に入りましたが、卒業後は母から逃げたくて地元へは帰らずアルバイト先の学習塾に就職させてもらい、結婚時に退職。その後は派遣で働いていました。

激しい気性の母を持つからこそ自分は良いお母さんになりたいと願っていましたが、こうなってみると、一貫性のない自分の経歴も相まってこれからどうやって生きていけば良いのか分からなかったのです。
西洋占星術に出会ったのはこの頃でした。

占星術の世界へ

親子関係について、ベッドの中でぼんやりネットサーフィンしていた時に偶然見つけた占星術のブログ。
拝読してなぜか居ても立ってもいられなくなり、2013年12月26日という年の瀬に無理を言って鑑定して頂きました。現在でも師事し続けているリマーナすず先生の鑑定です。

なぜ占いなのか、もっと言えば占いに対してあんなに懐疑的でむしろ避けていたほどだったのになぜあの時鑑定を受けたいと思ったのか、今でもよく分からないのです。
ただとにかく先生と占星術の凄さを目の当たりにしたあまりの衝撃に、鑑定の帰りには本屋さんで「西洋占星術の基礎・入門」と表紙に書いてある本を何冊か買い、6日後の2014年元旦から夢中で勉強を始めていました。

桐吉出生図/CPS/2014年元旦
  1. n太陽-天王星軸に1度1年冥王星、t土星合
  2. t海王星が地平線軸に正確に合
  3. nVtにp月合、それらがn月-冥王星-金星ラインに重なるt火星とt木星でグランドクロス形成(t太陽-冥王星-水星等もゆるく関与)
  4. 1度1年Vtにt天王星合、n月とオポジション(Vt-月2つ形成:③④)

占いという思いがけない・考えてもみなかった世界に足を踏み入れたタイミングとしては、太陽/月双方と太陽回帰図Ascに土星やノードが関与する重い配置、Vtに対する特徴的な配置が目立ちます。Dec-t海王星も含め、私にとって重要な「先生」が現れる可能性の高いタイミングであり、今後占いが仕事になることも示唆していると考えても良さそうです。ただ当然ながら当時は何も知らず、とにかく「なぜか居ても立ってもいられなかった」。活動宮グランドクロスが示す勢いのまま突き進むことになります。

勉強を始めたといっても「牡牛座の次の星座ってなんだっけ?」とか「惑星って水・金・地・火・木…なのになんで地球が出てこないの?」とか、そのレベルからのスタート。
教科書の最初の50ページを理解するのに4ヶ月以上かかりましたが、もうベッドで横たわって一日を過ごすことはなくなりました。

2014年春からはリマーナすず先生の講座を受講し始め、夏には現在の自宅に引っ越し。優しい義両親と二世帯住宅での生活が始まりました(上記の複数の土星の関与は自宅建設・同居にも関連があると思います)。
秋からは一度やってみたかった遺跡の発掘のアルバイトも始め、出土した土器の修復もするようになりました。

占星術でもアルバイトでも新しい仲間・新しい経験ができて楽しかったのですが、「これがいつまでも続くわけじゃない。自分は何を軸に生きていくのか」という命題は常に心の奥底にこびりついていました。

活動開始

2017年2月、月食の日に始めた占星術ブログ(この時”桐吉謳子”と名乗り始めました)がきっかけで、4月には夏瀬杏子先生にお声掛け頂き阿佐ヶ谷のウラナイトナカイ様にて新人イベントに出演しました。お金を頂いてお客様を鑑定したのは初めてでした。

イベント終了後はまたブログの更新だけするつもりが、お申込に応える形で5月より自宅で鑑定を始め現在に至ります。土器修復のアルバイトも並行して続けていましたが、2019年からは専業占い師になりました。

桐吉出生図/CPS/2019年太陽回帰図
  1. nノード軸、テイル側にt海王星ゆるく合(2017年時に正確に合)
  2. p太陽-n海王星にt火星-木星のオポジション(2014年元旦時と似た組み合わせ)、①のt海王星とTスクエア形成
  3. n金星-火星にt土星-冥王星-ノード軸スクエア、tはnVtと合、これらが1度1年Vt-ノード軸とp水星(私のチャートルーラー)-tノード軸、n冥王星-1度1年土星とグランドクロス形成
  4. n木星(ICのルーラー)にt天王星(-水星)スクエア
  5. n月-pAscとp月オポジション、太陽回帰図月とpMC合

Vtを含む特徴的な配置、p太陽にt木星-火星など占星術に出会った2013年末~2014年元旦と似た配置を形成。実際とても忙しく過ごしていましたが、専業になったばかりなのに秋に足を骨折して(n月-t火星合、グランドクロス形成)半年近く鑑定を休止するなどトラブルも。それでも休止期間は引きこもって勉強を進めることができました。

占星術を勉強するのが楽しくて、でも勉強すればするほど分からないことだらけで苦しくて、それでも占星術が好きで仕方なくて———ただただその気持ちだけで来てしまいましたが、専業を決めた時に初めて「自分の人生の軸かどうか分からないけど、これからもずっと占星術と一緒にいるんだろうな」と思ったのです。

人生の折り返し地点に

私のp月が9ハウスに滞在した2020年11月~2023年3月は2つの連続講座開催に加えほぼ毎日の鑑定、怒涛の忙しさであり確かに自分の極小のキャパシティを広げることができた期間でしたが、一方で身体や心の変化も起こっていました。

特に2022年~2023年(43歳~44歳)にかけてはホットフラッシュや過多月経など更年期っぽい症状が表れ、焦りを感じていました。ホルモンバランスの乱れが酷く、閉経まで毎日薬を飲まなければならなくなったのもこの頃です。

桐吉出生図/CPS/2023年太陽回帰図
  1. n太陽-天王星軸にt天王星合(2022年11月に天王星食+月食)、太陽回帰図Ascもゆるく合(n太陽は12ハウスルーラー)
  2. p太陽が蟹座にイングレスし太陽回帰図月がオポジション、その満月に1度1年天王星(-t金星)緩く合、t海王星とゆるくTスクエア
  3. n木星-t木星-t冥王星Tスクエア、t木星はチャートルーラー水星-1度1年ノード軸に合、1度1年木星はnノード軸に合
  4. 1度1年冥王星がIC合、この図にはないがMCにSA金星合、この図では双子座イングレスしたp月が合
  5. Dec-t土星合、n土星-p月-1度1年火星やp金星とTスクエア
  6. 1度1年ノード軸とtノード軸がハーフリターン状態でほぼ合(2023年7月に正確に合)、1度1年Vtとも合

生活そのものや心境の変化によるかなり大きなブレイクスルーの可能性。これまで考えたことなどを何か分かりやすい形で提示して貢献していく必要性。ご縁の入れ替わり、新しい出会いなど。

この時考えたのは「日本人の平均寿命が大体84歳くらいならば、n天王星-t天王星オポジションの今が人生の折り返し地点だな」ということでした。もちろん誰もが通る道ではあるのですが、私個人の場合、今の時点でこんな調子ではいつまで元気でいられるか分からないと思ったのです。

体質改善の必要性と今後の生き方———残り半分の人生の時間を使うに当たって、何が一番自分にとって大切なのか、譲れないものは何なのか、たびたび考えるようになりました。

良い情報提供者でありたい

日々考える中で揺るぎなかったのは「占星術を通してできる限り本当のところに近づきたい」という思いでした。

そもそも占星術でそんなことが可能なのかどうか分からないですし、その前提自体がものすごくおこがましいことで間違っているのかもしれないけれど、それでも今感じているほんの少しの手応えを頼りに、その道を人生の残りの時間を使って探究していきたいと思ったのです。

Aさんから得た知見が、Bさんの役に立つ。BさんやCさんから得た知見が、巡り巡っていつかAさんに還元される。
自分でその知見をこれからも整理し続けることで、お客様の可能性や決断をもっと精度高く後押しできるかもしれない。
子どもを授かれなかった私でも、お客様のお子様の未来を現実的に拓くお役に立てるかもしれない。

そのためにはこれまでよりもっとたくさんの、いろいろな方を鑑定させて頂く必要があると思いました。
今回このHPと同時にInstagramのアカウントも立ち上げたのは、無名の私を知って頂くために、鑑定に来て頂くために、活動範囲を少しでも広げておく必要があると思ったからです。

1979年5月9日 13時07分 北九州市生まれ
  1. 土星・天王星・海王星・冥王星が逆行、火が過多
  2. n牡牛座太陽を頂点とした天秤座冥王星-射手座海王星-蠍座天王星のブーメランYOD
  3. 天秤座月-冥王星合は牡羊座金星とオポジション、冥王星は火星ともオポジション。この月はタイトな土星/天王星=月
  4. Ascと合の乙女座土星はノーアスペクト
  5. チャートルーラーの牡羊座水星は火星と合、獅子座木星とスクエア、Ascにトライン

基本的にテキトーで大雑把なのに完璧主義なところ、強迫観念が強いところあり。理想主義的でハードルを高く設定しがち。人と交流するのが好きだが群れることは苦手でちょっと「お高い」「お堅い」印象を与えやすい。粘り強くいざという時の集中力も高いが普段は取っ散らかりやすい。腰が重めだが後先考えず飛び込むことも。重めの愛情傾向。熱血漢。などなど私の基本傾向です

論理的で明確な古典占星術が主流の今、私が鑑定現場で使っていきたいのは現代(モダン)占星術ですが、膨大な象意の中から適切な象徴を選んで性格など見るやり方は今や少し古いのかもしれません。

しかしそれでも私は(古典を同時に学びながらも)人生の様々な苦しみや生きづらさを包み込むようなモダンの考え方を大切にしていきたいし、モダンが抱える曖昧さの精度も本気でもっと上げていきたい。
お客様にとって良い情報提供者であり続けたいと思っています。

新しいHP、時々遊びに来て頂けたら嬉しいです。
これからも末永くどうぞよろしくお願いいたします!(´ ∇`)ノ

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 移転とクロージング作業、お疲れさまでした。
    どういった流れて占星術を学ばれ、占術家になったのか分かりやすく拝読しました。

    • 労いのお言葉をありがとうございます!
      分かりやすいとおっしゃって下さりホッと胸をなでおろしています。
      今考えても不思議な流れでこの世界に足を踏み入れました。
      これからも少しずつ更新していきますので、ぜひまた遊びにいらして下さいね。

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